
伊勢原市での会社破産
ケース紹介
伊勢原市内のクリーニング会社
債権者数約4社
負債総額約3500万円
伊勢原市内で清掃、クリーニング事業をしていた会社です。
売上が減少していた時期に、金融機関からの融資を受け運転資金としていました。
その後、代表者の交代等がありましたが、経営状況は良くならず売上が右肩下がり、税金の滞納も発生していた時期に、金融機関から返済金の増額を求められ、資金繰りが行き詰まりました。
財産としては預貯金、出資証券程度で、支払不能状態は明らかでした。
従業員を解雇、社宅の処理をしての申立となりました。
代表者は、金融機関の債務を保証していましたが、自宅を残したいという希望があったことから、個人再生手続きを申し立てています。
会社は自己破産、代表者個人は個人再生というケースは結構あります。
個人再生の場合、住宅ローンを除いて債務が5000万円までという要件があるため、会社の負債がさほど多くない場合には、このような解決も選択肢となります。
このケースでは、申立から手続終了まで、債権者集会が1回、約5か月という期間でした。